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2025.06.30

「努力を見ててくれる」──ルーデルで加速した、僕のクリエイター人生の始まり

「努力を見ててくれる」──ルーデルで加速した、僕のクリエイター人生の始まり

| Effect Designer |

Intro

2024年新卒としてルーデルに入社し、CGユニットでエフェクトデザイナーとして活躍するIshiharaさん。大学時代に独学で学んだエフェクト制作の努力がルーデルに見いだされ、「ここでなら、好きなことを本気で仕事にできる」と確信し入社。 Ishiharaさんの入社後に経験したリアルな業務やチームの空気感、さらにこれからの挑戦について語ってもらいました。 ゲームやアニメ、映像表現が好きなあなたにとって、「自分の“好き”を仕事にできる場所とは?」をみつけるヒントになるかもしれません。 ぜひ、ご覧ください。

僕の“好き”と“努力”を見つけてくれた——それが入社の決め手
入社後のリアル:研修から現場デビュー、そして日々の学び
任される、褒められる、挑戦できる──成長を加速させるルーデルの文化
3DにAIにマネジメント…広がる探究心と挑戦の意志
ゲームやアニメへの情熱を遺憾なく発揮できるが職場がここに——

Ishihara

エフェクトデザイナー

2024年宝塚大学メディア芸術学部ゲーム領域を卒業。新卒としてレアゾンHD/ルーデルに入社。現在は既存タイトルのリードエフェクターとして従事。

僕の“好き”と“努力”を見つけてくれた——それが入社の決め手

小さい頃からゲームや映画が好きで、よく絵を描いて過ごしていました。気がつけば、自然とデジタル系のデザインが学べる大学に進学。そんな僕がルーデルと出会ったのは、オンラインでの就活イベントでした。

最初に会社について知ったとき、「世界一を目指す」というビジョンに本当にそんなことができるのかと、半信半疑な気持ちもありました。でも、なぜか気になって仕方がない。調べていくうちに、ルーデルはゲーム事業だけでなく、フードテックやブロックチェーン、アドテクなども手がける、レアゾン・ホールディングスの一員だと知りました。本気で世界一を目指していることが伝わり、「ここでなら、自分の視野をぐっと広げられるかもしれない」と期待が膨らんでいきました。

そして、面接でとても印象的な出来事がありました。僕のポートフォリオを見て、真剣にそして熱心に褒めてくれたのです。なぜ、そこまで印象的だったかというと、エフェクト制作については実は独学。大学入学後にエフェクトづくりに興味を持ったのですが、カリキュラムがありませんでした。授業や課題の合間を縫って、手探りでひたすらエフェクトのスケッチとCGエフェクト作品を制作。ポートフォリオを仕上げることができました。

「自分の力は通用するのか?」という思いを抱えて臨んだ選考で「エフェクトが好きなんだね」と努力を受けとってくれた上で褒めてもらえました。とても嬉しい瞬間でした。ルーデルへの意欲が高まったことを覚えています。

面接では、CGユニットの現 VP(部長職)と現エキスパート職の方と直接話しました。僕は、雰囲気の柔らかさに驚きました。他社の選考やインターンシップは業界柄忙しいためか、ピリついた空気もあったので、こんなに和やかな面接があるんだと。ルーデルはベンチャー気質でスピード感溢れる環境と聞き、ますます興味が掻き立てられました。「ここでなら楽しく、でも本気で仕事ができそうだ」そう思えたことが、僕の入社の決め手になりました。

入社後のリアル:研修から現場デビュー、そして日々の学び

内定後は、内定式やランチ会、オフィス見学など、交流イベントが定期的に開催されました。おかげで、同期との関係も自然と深まっていきました。レアゾン・ホールディングス全体で、その年の新卒入社は約50人。そのうち、僕を含めて3人がCGユニットに配属されました。

比較的新しいチームということもあり、キャラモデルやモーション、3D、2Dなど、異なる専門性を持つメンバーが一つのチームに属していることが特徴です。入社後は、社会人としての基礎を学ぶ研修が2週間ほどあり、その後にデザイナー研修を経て、いよいよ現場へ。ルーデルでの仕事が、本格的に始まりました。

まずは、既存エフェクトの模写をし、感覚を掴むところからスタートしました。僕の所属するチームは特定のゲームタイトルに紐づかない体制であるため、毎日さまざまな世界観のゲームに触れながらエフェクトを作っています。業務範囲が広く、関わるプロジェクトも多いので、当然わからないことも出てきます。でも、すぐ隣にはメンターの先輩がいて、いつでも手を止めて和やかな雰囲気の中、教えてくれます。

もちろん、ただ和やかで優しいだけではないです。結果に対してはストイックですし、やるべきことはやる。だからこそ、穏やかな空気感の中にも、いい緊張感がある。仕事人として尊敬できる先輩に助けてもらいながら過ごせています。

また、先輩だけでなく、同期の存在も自分にとっては大きな支えです。仕事が大変な時は同期と話し、息抜きをしています。新卒は基本出社なので、ふとした時に話せる環境なのは僕としては嬉しいポイントです。リモートの先輩もいますが、僕は家だと集中できないので、今後も出社スタイルで働いていきたいと思います。

任される、褒められる、挑戦できる──成長を加速させるルーデルの文化

この一年を振り返ると、自分に求められることが明確になり、やるべきことが見えてきたと感じています。スピード感と裁量のある環境が、僕の成長を加速させてくれたと実感しています。

ルーデルでは、急なタスクもありますし、納期が短いことも珍しくありません。でも、ストレスは感じていません。むしろ、僕が求めていた環境そのものです。「どうすれば限られた時間の中でベストなものを出せるか?」「もっと効率的にできないか?」と考えるのが楽しく、自分の成長も実感できています。

また、デザイナーの裁量も大きく、自分のアイデアを形にして提案すると、そのまま採用されることも少なくありません。たとえば、「こういうイメージですか?」と現物をつくって制作意図を確認すると、その提案がそのままプロダクトに反映される、というようなこともよくあります。

こうした経験を通じて、任せてもらえる環境であることを、強く実感した出来事もありました。新規プロジェクトのガチャ演出を任せてもらえたことです。初めて絵コンテを描き、ビデオコンテを作り、最終的な演出までを一貫して担当しました。上司や先輩方にサポートしていただきながらではありますが、すべての工程を任せてもらえたのです。実際に自分の演出がゲーム画面上で再生されたときには、言葉にできないほどの達成感がありました。

さらに、後日の評価面談でもそのプロジェクトについて褒めてもらえたことで、「ちゃんと見てもらえているんだな」と実感でき、大きなやりがいにつながりました。

3DにAIにマネジメント…広がる探究心と挑戦の意志

今後は、2DのAfter Effectsのスキルだけでなく、3D領域にもチャレンジしていきたいと思っています。同じチームには 3D領域に強い先輩もいるので、日々の雑談の中で情報交換しながら、少しずつ学びを広げていきたいです。他にもAIやプラグインの活用、ソフトの効率化など、探求したいことはまだまだたくさんあります。

長期的な目標をあげるなら、マネジメントにも興味があります。もちろん、まだまだ経験も浅いですし、プレイヤーとしてやりたいこともたくさんあります。でも、自分がチームをまとめたり、誰かの成長を支える立場になれたら、それもまた面白そうだなと思います。まずはやってみたいという気持ちが強いです。

自分の中での理想は、“プレイングマネージャー”です。制作にも関わりながら、チームを見られるような存在になれたらいいなと思っています。まだ入社して間もない僕がこう思うのも尊敬できる先輩たちが、仕事を通して「こうなりたい」と思わせてくれる背中を見せてくれていたからだと思います。

ゲームやアニメへの情熱を遺憾なく発揮できるが職場がここに——

ルーデルは、好きなことを武器にして仕事ができる場所です。子どもの頃は「ゲームをやりすぎちゃダメ」「アニメは1時間まで」と制限されていたのに、ゲームやアニメ・映画鑑賞が、今では立派な“仕事の一部”になっています。これって本当に恵まれてるなって思います。

そして、やりたいと手を挙げたことには、ちゃんとチャンスがもらえる会社です。裁量も責任もあるけれど、それを楽しめる人にとっては、すごく面白い環境だと思います。

スピード感のある環境で、自分の力を試したい。評価される仕事がしたい。自分で考えて動きたい——。

そんな想いを持っている人にとって、ルーデルはきっと最高の場所になるはずです。一緒にものづくりができる日を、心から楽しみにしています。

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